技術マル秘画像集(膜厚計編）

　　膜厚計編　

これは膜厚計です。メッキや塗装の膜厚を計るのに使用します。
写真のものはMitutoyo製で製品名はNEO-DERMといいます。コードの先の計測部を測定物に
あてるだけで膜厚が高精度に計測できます、ただし写真の製品は磁性体の非磁性体膜厚しかはかれません。
（Mitutoyoはこの他に非磁性体の非磁性体膜厚を計る製品もあるようです）

メッキ、あるいは塗装はオーダー仕様書によって膜厚何ミクロンと指定されることが多く、そのときに
これで計測します。写真のもので定価１２万くらいです。これも年に何度も使用するわけではないが
チェックするにはこういったものが必要になります。
いい加減なメッキをする業者にはこれをみせると、効果あるかもしれない（そんな業者はないと思うが）

これを持つと子供のように、ありとあらゆるものの膜厚を計りたくなるから不思議だなぁ！
　
ちなみに私の乗っている国産大衆車は１１０ミクロン（ドア部、ルーフ、ボンネット、ほぼどこも均一）、
隣の会社の社長子息が乗っているハイソカーも、ほぼ同じ１００ミクロン（同じくほぼ均一）、
軽トラは７０ミクロンちょっと、ITOENのオレンジジュースのスチール缶で４５ミクロン、
社内の工作機械３０～８０ミクロン（かなりムラあり）、冷蔵庫は３０ミクロンであった。
これって参考になります？

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