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  油砥石編 

aburasives
これは油砥石です。作業現場で使っているものを集めてみました。
油砥石は何に使うかといえば、弊社では機械加工で出来たカエリやバリ、刃物の再研磨等
使用用途はさまざまです。相手によって砥石の粒度、かたさ、大きさを変えて使います。

砥石もメーカーによってその切れ具合が違います。同じ製品でもロットによってばらついたりもします。
やはり、お茶碗や皿と同じ様に焼き物の為でしょう。粗悪品では焼きむらのため端から端まで硬さが違うということもあります。
油砥石を使うときに重要なことは、その名の通り油を使うということです。使用するときは勿論のこと、
使用する前の日から軽めの油につけ十分に油を浸透させておく事です。
そうすることによって、切れ味も一定で、砥石に金属片が付きにくく、焼け付かずに使えます。

使い込むに従い金属片が付いたり、砥石自身の摩耗が進むと使い辛くなります。
そのときはやはり、砥石自身をメンテナンスしてやらなければなりません。
砥石を見れば作業者の性格まで見えてきます。
一カ所ばかり使う人、全体をまんべんなく使う人、むやみやたらに擦る人・・・・
砥石の使い方を習っても、砥石をメンテナンスすることを知らない人(習わない)も多い。

ハイスの刃物(バイト)を研ぎ直すとき、この製品はなかなか良いと感じたものは写真左上の2個です。
この砥石は実にいい!メーカー名はNORTONの関係会社か?BEHR-MANNING COと箱に書かれている。
俗に言うインディア砥石(INDIA®)である。
写真のものは弊社保有品(MADE IN USA)で相当昔のものである。うちの社長の話によれば
1本18000円(約30年前当時)したそうである。
やっぱりある意味、有名なメーカー品はそれなりに品質が良く、使い易い。
これもまたお気に入りで宝物の1品である

油砥石のメンテナンス法(砥石の一部が摩耗してしまったときの修正方法)
1.あまりにも湾曲してしまった砥石なら、そこらへんの平らなコンクリート相手にゴシゴシと砥石を研いでやります
結構これでも、やり方次第では十分生き返ります
2.少し摩耗してしまった砥石や金属片が砥石に焼き付いたときの修正は、フラットな鉄板に適量の金剛砂と油を付け
砥石がフラットになるよう、まんべんなく丁寧に研ぎます
金剛砂が手元に無いときは、不要な砥石をハンマー等で砕いて(保護眼鏡着用のこと)使っても良いでしょう
粒度は研ぐ相手の砥石番手によって何種類か用意しておけばさらに良ろしい(100番前後でやってみましょう)
修正作業は砥石もフラットベースも共に削れるので常に全体がフラットを保つようにイメージしながらやるのがよい
1カ所だけゴシゴシやるのは、ぐの骨頂(まぬけ)である

砥石のことなら砥石屋さんに相談するのが一番よろしい。
神戸なら神戸研磨砥石さんが老舗だ! 2世代にわたり、お付き合いさせてもらっている。

注意!  弊社は技術マル秘画像集で紹介している商品を販売している会社ではありません
従いまして、
商品カタログ、見積等請求されても対応できません のであしからずご了承ください。
同じ物、同等品でしたら、お近くの機械工具商、DIY店等でお探しになれば見付かる事でしょう
また、このページ内容に対しメーカーへ直接問い合わせることはお控え下さい。
このページに関するお問い合わせはeメール、もしくは掲示板でのみ受付致します
電話でのお問い合わせ、質問はご遠慮下さい。(特に、本社へ電話されても返答出来る者がおりません)

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